とっても怖い壁体内結露

一面にべーパーバリア

北海道では当たり前の工法です。

どんな断熱材を使っても壁体内結露が起これば長年の蓄積により駄目になります。

高気密高断熱をうたうメーカーさんや工務店さんであれば「ベーパーバリア」を必ず施工します。ベーパーバリアとはフィルムのことで石膏ボードの下に壁と天井一面に施工します。

それによって気密性はもちろん、室内の湿気を壁の中を通しません。(冬型結露の防止になります。)壁体内結露を防ぎ、壁の中の断熱材を長年にわたって守り続けます。

地域によりますが、栃木ですとあまりしていません。

北海道では当たり前ですが、栃木の場合は当たり前ではなくむしろあまりしていないところが多いかも。袋つきの断熱材で終わりにしていますね。栃木県は雪国ではないからあまり意識は高くないかもしれません。しかし、どちらかと言えば断熱性能というより壁体内結露から生まれるカビ。そこからのアレルゲンが原因によるシックハウスのほうがよっぽど怖いのですが!

よく、断熱材はグラスウールがいいとか、発砲系がいいとかいろいろ話に出ますが、それ以前に壁体内結露の問題を解決しなくては何にせよ意味がありません。ベーパーバリアをしているかどうかで、どれだけ高気密高断熱にこだわっているか分かるヒントになると思いますよ!