暖かい家づくりの常識
栃木県の方で家づくりを始めようという方はみんなこう言います。
「あたたかい家に住みたい。」
このあたたかい家とはどんな家をイメージされますか?
仮に新しい家に住んだと想像してみてください。暖かいリビングで過ごし、さてお風呂だ!と洗面所に向かいます。廊下や洗面所、トイレは寒く凍えながらお風呂に向かいます…。
我が家もそうなんですが、これで今までクレームになったことはありません。暖かい家というのはリビングなど一部の部屋が暖かい事を言い、廊下や洗面所、トイレなどは寒くて当然なのです。
これからは温度差のない家づくり
今までの栃木県の家造りはつまり、リビングと廊下や洗面所などと温度差があるのが当たり前の造りでした。
その結果がこのようなことになります。
お風呂から出た時など、温度差によって生じるヒートショックの死亡件数です。2014年の統計です。現在(2017年)は若干の変動はあるものの栃木県は最下位に近いのは間違いありません。
逆に一番低いのが北海道や青森県、そして沖縄県。なぜ北海道など北国がトップになるのでしょうか?理由は簡単。「温度差のない家」に住んでいるからなんです。
北海道の寒さはマイナスを超える厳しい寒さです。しかし栃木ではそこまでの寒さはありません。栃木県では、厚着したり、炬燵だったり、お布団だったり何とか我慢できる寒さなんです。
しかし、その我慢が急激な温度差によるヒートショックを引き起こすのです。ヒートショックで亡くなってしまう方もいれば、障害を残し、介護を必要としたり、本人も介護する方も大変な思いをする怖い病気(事故)がヒートショックなんです。「温度差がない家」に住めばこのような家庭内事故のリスクを減らすことが出来るのです。
なぜ我慢するのか。理由は簡単。暖房費がもったいないからです…。暖房費など光熱費の負担なく「温度差がない家」が出来れば最高ですね!
ishikawa
北海道ではお給料費の中に油代というものが含まれています。冬季期間中ジャンジャン使用する灯油代などの為のお金です。北海道では勿体ないなんて言ってられません。死んじゃいますから。
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