シロアリ防蟻処理は5年しか持ちません!
今までの経験上、お引き渡ししたお客様でシロアリで困った!という事例はありません。しかし、全国的に見ればシロアリによる被害というのはあるものです。
(Instagramで聞いた話ですが、阪神大震災での倒壊原因の7割はシロアリ被害によるものが原因だったそうです。@3104amano様ありがとうございます。)
昔は防蟻処理というと劇薬で人間も苦しむほどの薬でした。シックハウスが問題となり、人間に害がないレベルの薬剤として、現在に至っては高気密住宅であっても問題はないだろうと言われるレベルにまで見直されています。(しかし、超高気密住宅を目指す私たちはそれでも防蟻処理は行いません。)
ところが、薬剤としての質を落とすことになるので、5年の有効期間しかありません。住宅の保証は10年。シロアリも保証の一部とされていますので、実際は10年ももたず、残りの5年は保証で対応するようになっています。
10年後の定期点検で防蟻処理をする(有料)というのが一般的です。
防蟻処理をしなくても済む方法
当社のように超高気密住宅を取り扱っている場合などできれば防蟻処理はしたくありません。とはいえ、シロアリはどうやって対応するの!?
やり方は様々あります。基礎パッキング工法で定められた施工方法でシロアリ保証が付く方法や、基礎断熱などシロアリを寄せ付けにくい工法を採用しているなど。会社で保証できるかどうかというのが一番重要です。ご計画の際にはどのような対応をされているか確認してみるといいですね!
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